話し方は、ただ闇雲に経験を積めば、身につくというものではありません。
話し方のコツをつかんで、要領よくこなすという意識が大切です。
目次
①話の大筋だけ覚える
話す内容を忘れないように、一字一句、丸暗記しようとする方がいますが、
実は、これは逆効果です。
忘れないように、意識すればするほど、人は緊張してしまうからです。
話の大筋さえ間違っていなければいいと、開き直ってしまうのが、スピーチを成功させる重要なポイントです。
②メモは、箇条書き程度に
メモは、もしかのときのための保険になりますし、安心感を得るためにも有効です。
ですが、あまりに細かく書いてあるものは、かえってパニックを増幅してしまう結果になるので、箇条書き程度にとどめておきましょう。
③最初の挨拶だけは、入念に練習を
最初の挨拶は、その後の緊張の度合いを左右する、重要なポイントです。
スムーズにスタートができれば、大きな自信につながります。
④自分なりのスピーチスタイルを作り上げる
自分なりのスピーチスタイルを作り上げれば、何か不測の事態が起こっても対応しやすくなります。
例えば、常に同じ導入文にしておけば、必要以上の緊張感を持たずにすみます。
あせらず、ゆっくりと、スピーチをスタートさせましょう。
あとは、当初の計画にそって、一つひとつの話題をクリアしていき、最後の挨拶に着地させれば大成功です。
☆終わりに
あがり症の方は、自分が他人にどう評価されているのかを気にしすぎる傾向があると言われています。
まずは、変に力まずに、等身大の自分でいいと思うことが、スピーチを成功させる第一歩です。
そして、話すこと自体を楽しむようになれれば、あがり症克服は目の前です。
あなたが、一日も早く、あがり症を克服し、ハツラツと自信に満ちた毎日を送っていただくことを、心から願っております。