緊張・あがり症と重心の間には、密接なつながりがあります。
重心を下げることが、緊張・あがり症対策に、つながるのです。
緊張・あがり症対策 ~重心を下げる~
そもそも、「あがる」とは、一体、何があがるのでしょうか?
…本来、あなたの体の中心、つまり、おへその下の「丹田」(たんでん)にあるべき重心が、あがってしまうのです。
重心が、あがると、
- 足元がフラフラ、
- ひざがガクガク、
- 顔は赤くなったり、
- 心臓がドキドキしたり…
つまりは、あがりすぎた重心を、下にさげてしまえばいいのです。
例えば、国技の相撲では、あがってしまったら、いい取り組みを見せられないことから、
足を高く上げてから、下ろす、
左右、繰り返す、
「四股(しこ)を踏む」のです。
不思議なことに、あがっていた重心は、おへその下「丹田」に、ズンと、落ち着きます。
そうすると、安定した心で、自分の力を出しきることができるのです。
あがってから、対策を練るよりも、その前を大切にするべきです。
相撲と同じで、戦う前に重心を下げておくことです。
そのために、「四股を踏む」のもいいですが、
- ジャンプをする、
- その場で足踏みをする、
- スクワットをする、
これらも、効果的です。
こうすれば、あなたの重心は、十分に、下がっていることから、
本番では、緊張・あがり症が、だいぶ、よくなっていることでしょう。