あがり症を克服するためには、相手の目を見て話すことが、効果的です。
相手の目を見て話すことで、あなたの言葉の説得力も増します。
基本的なことは、以下の記事にて、紹介しておりますので、本記事と合わせて参考にして頂ければ幸いです。
目次
相手の目を見て話そう
「話をするときは、相手の目を見て話す」
これは、当たり前のことですが、とても大切なことです。
もし、あなたが接客をしているのでしたら、お客さんの目を見て話せないとなると、これはもう、致命的です。
お客さんから自信がないように見えてしまい、到底、信頼なんてしてもらえません。
例えば、あなたが洋服を買いに行ったときに、
店員が「この服はお客様にお似合いですよ」と言いながら、目線をそらしたり、目があっていなければ、その言葉を信じることは、まずないでしょう。
でも、目をはっきりと見てすすめられると、人は信じてしまうものなのです。
それは、そこに揺らぐことのない自信を感じるからです。
「相手の目を見て、はっきり話す」
これは、あがり症を克服するうえでも、あなたの言葉に説得力をつける意味でも、非常に重要なことです。
- 人前で話すときだって、
- 会議で発言するときだって、
- 上司に企画を提案するときだって、
- 部下に指示を出すときだって、
- 友人を励ましたり、元気を出させる一言をいうときだって、
- 好きな人に告白するときだって、
相手の目をしっかり見て、言ってほしいのです。
よく本などには、
- 「おでこのあたりを見て話す」
- 「まゆげのあたりを見て話す」
- 「鼻の上あたりを見て話す」
などと、書いてありますが、
それでは、相手から見たら、どうしても焦点がぼやけてしまい、相手には伝わりません。
相手の目をしっかりと見て、話すからこそ、自信が伝わるのです。
ただ、ずっと相手の目を見た状態のまま、話すのはやめましょう。
相手も、ずっと見られていると思うと、変に思ってしまいます。
ですので、ときおり、目線をずらすようにしてください。
「2~3秒、相手の目を見て、その後、目線をずらす」
2~3秒が、いかにも自信がないようでは、むしろ逆効果になってしまいますので、注意しましょう。
このトレーニングのポイント
相手と目を合わせると、緊張してしまい、少し怖いと感じるかもしれません。
そんなときには、
相手と目を合わせることを、意識するのではなく、
相手の目を観察することを、意識してみてください。
口とか鼻と同じように、「単なるパーツとしての目」を見るのです。
そのために、もっとも簡単にできるのが、
「まばたき」を観察することです。
人は、おもしろいことに、まばたきが左右によって違っています。
どちらか一方だけが、鈍くなるというか、引っかかる感じというか、左右で違っているのです。
その鈍いほうが、「苦手な側」だったりするのですが、それを観察するのです。
「まばたき」を観察すると、驚くほどはっきりと、相手の目を見ることができるようになります。
オドオドして目が泳いでいる人の話は、誰も信じない
「目の位置」を変えるだけで、あなたの言葉の説得力が増す
「まばたき」を観察すると、相手の目を見ることができるようになる