「話し上手は、聞き上手」
…なんて、ことわざがありますよね?
話すのが苦手なら、無理に話さないで、聞き役に徹するのも、ひとつの手です。
これを、心理学・ビジネス用語で、「傾聴」(けいちょう)と言います。
目次
1. あがり症でも、好きな異性と上手に話すことができる!
あがり症の方にとって、好きな異性と話すことは、非常に緊張を強いられる場面です。
好きな異性と話したときに、あがりすぎて、変な受け答えをしてしまった…という経験はないでしょうか?
恋愛に臆病になっている方も、少なくないのではないでしょうか?
ですが…
こんな経験は、あがり症でなくても、誰にでもあるものです。
好きな人だからこそ、ちょっとでも、いい印象の受け答えをしたい…という気持ちが、つい空回りしてしまうんです。
別に無理をして、面白い話をしようとする必要はないんです。
その代わり…
相手が話していることを、真剣に聞いてあげましょう。
話すよりも、聞き役に回るほうが、何倍も冷静でいられますし、
誰でも、自分の話を聞いてもらえる環境を、無意識のうちに、求めているものなんです。
事実として…
銀座のクラブのナンバーワンは、聞き上手の方が、非常に多いです。
あなたは、自分の話を、一番よく聞いてくれる人だ…と思ってもらえるような、
あの人にとっての「世界一の聞き役」を目指してみてはいかがでしょうか?
2. 聞き役に徹する「傾聴」の3つのポイント
「聞き役に徹する」ということは、「消極的になる」ということではありません。
「積極的になる」ということです。
「傾聴」(けいちょう)の目的は、相手の話をきくことではありません。
「相手を理解する」「相手に相手自身を理解させる」ことです。
①話し手への理解を深めると、共に、
②話し手の、話し手自身に対する理解を深めさせ、
納得のいく判断や結論に到達できるように、サポートしてあげて下さい。
自分のききたいことを、きくのではなく、
相手が話したいこと、伝えたいことを、受容的・共感的な態度で、真摯に、引き出してあげて下さい。
相手の話しには、注意を払って、より深く、丁寧に、耳を傾けましょう。
話し手が、自分自身に対する理解を深め、より積極的な行動がとれるように、サポートしてあげましょう。
言葉以外の行動に注意を向け、理解する(姿勢、しぐさ、表情、声の調子など)
言葉によるメッセージに、最後まで耳を傾け、理解する
言葉の背後にある感情も受け止め、共感を示す
あなたが、一日も早く、あがり症を克服し、ハツラツと自信に満ちた毎日を送っていただくことを、心から願っております。