発声練習・ボイストレーニングをするときに、まず、注意しなければならないのが、「あごの位置」です。
あごの位置によって、声の出方は、変わります。
声を出しづらい原因に、あごの位置が、関係しているのです。
発声練習・ボイストレーニングの方法 ~あごの位置によって、声の出やすさが変わる~
舌を噛む、滑舌の悪い原因を改善・よくする「発声練習・ボイストレーニング」 ~①腹式呼吸法と②早口言葉~
人体の構造上、声が出しやすい、あごの位置は、決まっています。
発声練習・ボイストレーニングをするときは、その位置に、あごを固定して行いましょう。
- あごが、上に向きすぎない、下に引きすぎない、
- 肩や首筋に、力が入りすぎない、
自然なポジションを探します。
大きく「あー」と、声を出しながら、
あごを、上下に、大きく、ゆっくりと、動かしてみてください。
そうすると、ちょうど、のどが開いて、声が出しやすい位置が、見つかるはずです。
たいていは、グーッと、あごを引いて、ちょっと起こしたあたりになります。
あごの位置がわかったら、常にそのポジションをキープしながら、発声練習・ボイストレーニングを行うようにしましょう。
テキストを見ながら行う場合も、あごの位置は動かさず、テキストを持つ手の位置を変えるようにしてください。
あごが適切な位置になると、自然と胸が開き、声を出しやすくなります。
常に、あごの位置を決めて練習すると、
いつでも、最適な位置に、あごをキープすることができるようになるのです。
発声練習・ボイストレーニングの前に、「ベストポジション」を確認しよう!