「イチロー」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%AD%E3%83%BC)
緊張・あがり症を、理性でおさめていくのも、ひとつの手です。
感情的にならずに、冷静に、自分を客観視してみましょう。
このワザを、最高の結果で教えてくれたのが、野球のイチローさんです。
かの大選手でも、ここ一番では、あがるんです。
緊張・あがり症対策 ~自分の客観視・実況中継~
緊張をほぐし、あがりを抑える「心」 ~『仏教の教え』と『心理学』~
「自分の客観視・実況中継」は、緊張・あがり症に、効果があります。
あがり症のスイッチがオンになると、多くの人は、
「大変だ!」「どうしよう!」「あがってしまった!」…と、ショックを受けて、理性が働かなくなってしまいます。
そうしないためにも、
自分で、あがり症を見つめて、
「今、自分はどうなっているか」を、客観的にとらえ、
心の中で、実況中継してみましょう。
このワザを、最高の結果で教えてくれたのが、野球のイチローさんです。
かの大選手でも、ここ一番では、あがるんです。
次の話は、後日、彼がテレビ番組で公開してくれた話です。
2009年に行われた、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の、韓国との決勝戦。
それまで打撃が振るわなかったイチロー選手に、またとないチャンスがめぐってきました。
延長10回、3対3の同点、ツーアウト2塁3塁。
一打出れば、優勝へと大きく前進する、大切な打席。
ここで、彼が行ったのが、「一人実況中継」です。
「…『イチロー選手、バッターボックスに入りました。さあ、緊張の一瞬。ピッチャー、足が上がって第1球、投げた!』…みたいに。
そうしたら、なんだか、落ち着いてきたんです」
結果は、ご存知の通り。
彼は、プレッシャーに打ち克ち、ヒットを打って、侍ジャパンの勝利を呼び込んだのです。
あなたもやってみない手は、ありません。
- 「あっ、ドキドキしてきました」
- 「足元が、少し、ふらついています」
- 「呼吸が、せわしなく、なってきています」
自分を冷静に見つめ、言葉としてイメージするのです。
不思議なことに、これを行っているうちに、緊張・あがり症は、スーッと、軽くなっていきます。