好かれる話し方のコツを、ご紹介いたします。
聴衆の拍手を受け入れ、場を盛りあげる方法です。
好かれる話し方のコツ ~テイク・パワー・テクニック~
人前で話すとき、聴衆から拍手をもらうことがあります。
そんなとき、
「いえいえ、そんな。拍手なんていただけるようなものではございません…」
と、申し訳なさそうに、ステージに出てしまう人がいます。
これは、謙遜しているわけですが、相手の潜在意識には、
「あなたの拍手なんて、受け取れません」
という、拒否の姿勢に映ってしまうので、気をつけましょう。
聴衆から拍手をもらったときには、
「その拍手をありがたく受け入れていますよ」
という、ジェスチャーをするといいです。
「ありがとうございます」と、胸元に手を当てる動作もいいかもしれません。
しっかり拍手をしてくれている聴衆を見てから、お辞儀をするだけでも、「受け入れていますよ」という合図になります。
そして、
その拍手を自分自身のパワーに変えているイメージにすると、もっと、良くなります。
お手本は、演歌歌手のみなさんです。
大きく腕を広げて、拍手を受け入れ、そのパワーを歌にこめているような雰囲気がしないでしょうか。
そんなイメージで、人前に立ち、
その場を共有していただいていることに、感謝し、
拍手をパワーに変えて、話し出しましょう。
そうすれば、あなたは、みんなと一緒に、その場を楽しむ一員として、スピーチをエンジョイできることは、間違いないでしょう。