好かれる話し方のコツを、ご紹介いたします。
リーダーを聴衆の潜在意識に知らせる方法です。
好かれる話し方のコツ ~ムーブ・ザ・マイク・テクニック~
人の潜在意識に、「私がこの場を仕切ります」ということを伝える、テクニックがあります。
聴衆が注目している中、みんなに見えているものを、あえて動かすのです。
これだけで、聴衆の潜在意識に「この場のリーダーは私(話し手)だ」ということを、暗に示すことになります。
演台の上にある、マイクでも、コップでも、なんでもいいので、動かしてみましょう。
これが、
「ムーブ・ザ・マイク・テクニック」です。
ヒトラーの国民を魅了する講演の姿は、テレビなどで、一度は見たことがあるかもしれません。
あの大げさな身振りや声が印象的ですが、実は、見逃されがちなのが、このアクション。
講演を始めるまで、身の回りにある、色々なものを動かしています。
マイクはもちろん、横にある大きな机までも、グイッと動かしています。
話し始めるまでに、このアクションを、何度も、何度も、繰り返すことで、
「リーダーは、私だ」ということを、聴衆の脳に刷り込んでいるのです。
このテクニックを使って、
- 人を喜ばせたり、
- 人に楽しんでもらったり、
- 人に気付きを与えられるような、
魅力的なスピーチをしましょう。