「人前での話し方の基本です」
- 声は、いつもより、2トーンくらい大きな声で、はっきりと
- 少し、ゆっくりとしたスピードで
- 最後の語尾まで、しっかり発言する
目次
①声は、いつもより、2トーンくらい大きな声で、はっきりと
偉い人が同席しているときに発言するのは、特に緊張しますよね。
よく言われる、話し方テクニックのひとつに、
「声を低く話す」
というのがあります。
声を低く話せば、緊張しているのがわかりづらいし、堂々としているように見える、…らしいです。
はっきり言いますが、やめたほうがいいです。
あなたがその場で一番偉いなら、まだわかりますが、低い声だと、とにかく聞き取りにくいです。
まわりから見たら、迷惑です。
それに、
「聞こえないから、もう一回言って」
なんて偉い人に言われたら、さらに緊張してしまいます。
声は、大きく、はっきり言ったほうが、絶対に、自信があるように見えます。
私自身、自信があるように、よく見られるのですが、それは「声が大きい」ということが、理由のひとつです。
それに、
- 元気よく発言したほうが、緊張しているのがわかりにくいし、
- 例外はありますが、聞いている相手にも、気持ちがいいものです。
ですので、
発言するときは、いつもの2トーンくらい大きな声で、話すようにしてください。
②少し、ゆっくりとしたスピードで
声のボリュームに気をつけたら、次に意識してほしいのが、スピードです。
普段より、少し、ゆっくりと話しましょう。
緊張している人の話し方は、妙に、速いか、遅いかのどちらかです。
「早くやって終わらせちゃおう」なんて、自分本位の考えです。
相手には、伝わりません。
ですので、
自信があるように、少し、ゆっくりとした口調で、話しましょう。
③最後の語尾まで、しっかり発言する
自信がない人ほど、
「私は、こうだと思ぃ…」
などと、語尾がはっきりしていません。
語尾にいくにつれて、声が小さくなっていくのです。
語尾がしっかりしていないと、あなたの意見にも、あなた自身にも、弱さを感じてしまいます。
ですので、
「私は、こうだと思います」
「私の意見は、こうです」
と、最後まではっきり言いましょう。