緊張と重心の間には、密接なつながりがあります。
重心を落とすことが、緊張をほぐすことに、つながるのです。
目次
1. 緊張と重心
リラックスしているときには、重心は、おへそから指3本くらい下にある「丹田」(たんでん)という所にあります。
ところが、緊張して、あがってくると、文字どおり、重心が上にあがってきます。
そのため、
- 肩や腕、首に、妙に力が入ったり、
- 横隔膜が上がって、呼吸が浅くなったり、
- 足元が、グラグラと、おぼつかなくなったりするのです。
2. 緊張をほぐす方法 ~重心移動法~
重心を落とす、簡単な方法があります。
…それは、ジャンプです。
軽くでいいですから、ピョンピョンと数回跳ねるだけで、簡単に重心が落ちていきます。
スポーツ選手が試合の開始前に、よくやっている、あれです。
陸上選手が、スタートの前に、手をブラブラさせて、ピョンピョン跳ねていますよね。
スポーツなどは、ジャンプしやすいですが、
面接や試験の前などは、そうはいきません。
その場合、
トイレや人がいない階段の踊り場などで、跳ねるようにしましょう。
人に見られたら、恥ずかしいですけどね(笑)
ジャンプすることで、筋肉の緊張をほぐし、横隔膜なども下げることができます。