自宅でできる、簡単なトレーニングです。
あがり症でない方にとっても、非常に有効ですので、ぜひ、試してみて下さい。
目次
1. 話しやすくなるトレーニング
大きく、口を開けて、
「あうあうあうあう…」と、言ってみて下さい。
滑らかに話すことができれば、OKですが、
もし、顎がガクガクするようであれば、
①顎の付け根と、②頬骨の下のくぼみを、
グルグルと、押してみて下さい。
凝り固まった、①顎の関節と、②表情筋をほぐすことで、
話しやすくなります。
少し痛いくらい、押してあげましょう。
2. 発声しやすくなるトレーニング
両足を、肩幅に広げ、
一番、低い声で、
「あー」と、発声してみて下さい。
声帯を開くことで、
声を震わせずに、発声しやすくなります。
3. 滑舌がよくなるトレーニング
舌を、上向きに丸め、
上下の歯で、優しく押さえるように、噛んでみて下さい。
舌を柔らかくすることで、
滑舌がよくなります。
4. 話しのリズムがよくなるトレーニング
まず、
「は、じ、め、ま、し、て、○、○、と、も、う、し、ま、す」
と、1音ごとに、区切って、話してみて下さい。
次に、
「はじめ、まして、○○と、もうします」
と、通常よりも、区切って、話します。
最後に、
「はじめまして、○○ともうします」
と、通常の文脈の区切りで、リズムをとって下さい。
あとは、これの繰り返しです。
自分のよく使うフレーズを、メモ帳などに、書き出して、
繰り返し、トレーニングしてみて下さい。
繰り返し行うことで、新しいフレーズでも、
自然と、落ち着いて、話せるようになります。
☆話しが上手い人とは
妙に早口だったり、話しの合間に「えー」「あー」などが多い人は、
内容以前に、話しのリズムが乱れていることから、
「話しが上手くない」という印象を、与えがちです。
実は、話しが上手い人とは、整ったリズムで、話している人のことなのです。
安心している状態とは、一定のリズムで、心臓が脈打っている状態のこと。
言葉のリズムが安定することで、
聞き手も、そして、話し手も、
安心感で、心が満たされるのです。
☆理想の話し方とは
あがり症で悩んでいる方は、とても真面目な方が多いです。
うまく話さなくてはと、自分自身を厳しくチェックするあまり、
うまく話せない自分に、いら立ちを覚え、
人前で話すことが、怖くなってしまっているのです。
人は、ペラペラと器用に話す人よりも、
不器用でも、一生懸命に話す人の方に、好感を持つものです。
自分の声とリズムで、話すことができれば、それが理想の話し方なのです。
☆終わりに
いかがでしたでしょうか?
あなたが、一日も早く、あがり症を克服し、ハツラツと自信に満ちた毎日を送っていただくことを、心から願っております。